私の失敗談はいろいろありますが、その失敗の原因となっているのは「手を動かせない」ということです。まぁ、手を動かすというのはパソコン上だけでの話で、ようは「実践できていない」ということですよね。

私も、この「手を動かせない」ということが原因で失敗し続けてきました。
特に、マーケティングを学び始めた頃は、「もっと勉強しないと失敗する」という考えが頭から離れず、とにかく『名著』と言われるものや、セールスレターが送られてくる本を手あたり次第買って、勉強していました。勉強と言っても、ただ読んでいるだけでは実感がわかない。どうすればいいんだろうと考えているときに、「写経」と言われていること(本の文章を書き出すことです)をしている人を発見し、さらに実践する日々が続きました。

ただ、マーケティングの知識は頭に入ってきはしたものの、当然のことながら実践力がゼロのままです。当時の私は完全に頭でっかちの状態になってしまって、逆にどんどん「これをやると失敗する」というジレンマに陥ってしまったのです。なぜかというと、本で学んだことを実践したいという気持ちはある反面、当時の私の環境とはかけ離れすぎていて、学んだことと当時の環境との間のギャップが大きすぎたのです。

そんなギャップを埋めようとして、さらに勉強する。
さらに頭でっかちになって、より実践できないギャップに悩まされる。
それの繰り返しでした。

手を動かすということ

当時の私は、本から学ぶことを「手を動かす」と思っていました。
たしかに、当時の私からすれば、手を動かすことと言ったらそれくらいしかできませんでした。

とはいえ、この手の動かし方が正しかったのかと言ったら、間違いだったなとおもいます。

当時の私がやらなければいけなかった手の動かし方は、勉強ではなくて、

「一つ学んだらそれを現実に落とし込むためにどうすればいいかを考えること。そしてやってみること」

だったからです。

どんな物事でも「ノウハウ」と呼べるものがあって、そのノウハウは個人個人の経験値や場数で増えていくものです。それに、経験して手にするノウハウなんてのは個人個人で違うもの。他人が役立つと思ったノウハウがあなたにそのまま役立つかと言ったら、必ずしもそうとは言えません。

ただ、言うは易しで、話が簡単にいかないのも事実ですよね。大抵の場合、手を動かすことのプレッシャーがかかります。プレッシャーに負けると実践しなくなります。怖くなるんですよね。

対策としては

できるところをやるに尽きるのです。あなたのレベルがそこまでいかないのだったら、あなたにできるレベルのことをまずはやるしかありません。

遠回りのように見えて、徐々にレベルアップをしていくのが、挫折しないでステップアップできる一番の近道なのです。