慣れ

どんなことでも、「慣れ」って必要だと思います。
最初から100%できることなんて一つもないし、とりあえずはできてもできなくてもスタートさせて、少しずつでも改善して100%を目指すというスタンスが、ビジネスをスタートさせるときはものすごく大事だと思っています。

なぜこんなことを書くのかと言うと、私自身も含めて、最初から100%にこだわりすぎて挫折する人があまりにも多いからです。
おそらく、ビジネスを含めて、なにか新しいことを始めようとして挫折する人の大半が「最初から100%を目指す」というスタンスでやっているからだとにらんでいます。

もちろん、最初から100%を目指すスタンスを悪いと言うつもりはありません。
そういうスタンスで息切れしない人は、そういうスタンスでやっていくのがいいと思います。
なぜなら、それが一番の近道だと思うからです。

ですが、問題なのは途中で息切れする人たちなのです。

息切れする人の原因

私自身、マーケティングを勉強して、実践していく中で、かなりのことで挫折を繰り返してきました。
少しやってみては息切れし、また少しやってみては息切れし、の繰り返しだったのです。

そんなに息切れがなぜ起こるのか考えると、原因はこれでした。

慣れる前から100%を目指しすぎた。

自分のレベルを把握していなかった。

ということなんです。

 

物事のステップは、階段状にできています。
その階段を一段ずつ登っていくことで、最終的に100%のクオリティ、作業をできるようになるわけです。
だから、最初はレベル1からのスタートなわけです。どんなことでも。

レベル1からスタート。
レベル1の作業に慣れてレベル2にアップ。
レベル2の作業に慣れてレベル3にアップ。

という具合に進んでいき、最終的に100%のクオリティを出せる最終レベルに到達するんですね。

あなたも、いまの仕事は慣れているからサクサクこなせるでしょう。いまは最終レベルに近づきつつあることでしょう。
でも、いまの環境でいまの仕事をスタートしたときは、やっぱりレベル1だったのです。
思い出せますか?最初の頃のこと。たぶん、先輩や上司から指導を受けたり、アドバイスをもらっていたはずです。
ああいう状態ですよね。

ですが、まだレベル10くらいなのに、レベル50くらいの情報をもらっても、できるわけがありません。
レベル10からレベル50までにある40のステップをすっ飛ばしているわけですから。
そんな話、聞いただけでもおなか一杯になってしまいますよね。
または、実践しようと思っても、ハイレベルすぎて実践できません。
そこを背伸びしすぎてやろうとするから、息切れするんです。

オウンドメディアを作ろうと思って実践したときの話

いぜん、ある講座を受け、オウンドメディアの勉強をしました。
その講座は素晴らしいですし、その塾を運営している会社のことは信頼しています。
気になる人がいたら紹介したいくらいのところです。
その講座では、オウンドメディアを作り方からサポートまで、とてもいい環境が整っています。

でも、最初の頃の私は挫折しまくっていました。
なぜか??

講座の内容が、当時の私にはハイレベルすぎたのです。
たしかに、講座で教えてくれる通りのことをやっていれば結果がでる。
その通りだと思います。

ですが、肝心なのは、講座のレベルについて行けるところまで、自分のレベルが到達しているか、又は講座のレベルについて行けるところまで自分のレベルを引き上げる底力を、いまの自分が持っているか、というところだったのです。

当時の私は、「オウンドメディアを作りたい」という思いだけが先行し、自分のレベルも底力もまったくない状態でした。
そんな状態でしたから、リサーチして記事を書く、という作業について行けなかったのです。

このときの原因はなにか?

私なりにそのとき挫折した原因を分析した結果として出てきたのが、この記事のタイトルにもある「慣れ」なのです。

当時の私は、ブログを書いたこともなければ、Wordpressを操作するのもほぼ初めてという状態でした。
つまり、メディアを構築するという作業においては完全など素人だったわけです。
その状態ですから、いきなり5000文字の記事を書けるだけの力はないし、そんなボリュームの記事を書き続ける持久力もありませんでした。

それだけではありません。根本的に、自分の文章で記事を書いてブログに投稿するという行為にも慣れていなかったのです。
ブログを始めるとき、大抵の人がハマるドツボに私も思い切りハマりました。
それはなにかというと、「記事を投稿すると、この記事の内容が世界中に知れ渡る。世界中の人が目にする可能性のあるクオリティになっているのか、この記事は?」と思ってしまうことなんですね。

いま思うと、それも慣れの問題で片付くことで、当時はそういうことにも慣れていなかったんです。

少しずつ、小さなことから慣れていくしかない

このときに学んだことがあります。
それは、「少しずつ、小さなことから慣れていくしかない」ということです。

メディアを作るのなら、記事を書くことに慣れる、投稿することに慣れる、記事のネタを探すことに慣れる、などなど。
そういう小さなことから慣れていく必要があります。

残念ながら、世の中に存在する情報やあなたが手にする講座や資料の内容、またはコンサルティングを受けているならその人からのアドバイス。
こういうのは、すべて「あなた仕様」にできているものではないということを知ってください。
汎用性を持たせているものなのです。
だから、自分のレベルでまずやるべきことというのは、自分で行間を読んで埋めていかなければならないのです。

そういうことは、ほとんどの人は教えてくれません。
だから、特に初心者の人は、スタートさせる段階で挫折して、諦めてしまうのです。

 

もしあなたも、これから何かを始めようと思っているのだったら、

・いまのあなたのレベルを冷静に見ること
・手にしている情報と自分のレベルとの差がどれくらいあるのかを(なんとなくでも)感じること
・情報の裏にある、あなたが慣れていくべきこと

こういうことを念頭においてスタートさせてみてください。
そうすれば、息切れすることなく進められるはずです。